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工場紹介
2016/12/29

オフ輪工場の素顔23(シーターについて)

メディア

ロールをシートにする機械です

枚葉印刷の場合はシート状にカットされた用紙で印刷しますが、輪転機の場合はロール状の用紙を使用します。印刷して乾燥機を出た用紙は折機に入るかシーターでカットされます。

シーターはトイレットペーパーのようにつながった状態の用紙をシート状にカットして積み上げる機械です。

言葉だけでは「切って積むだけ」の簡単な作業に感じますが、1分間当たり600から800枚分の用紙が次々と押し寄せてくるのを1枚ずつカットしてきれいに積み上げていくのですから、実は大変な仕事をしている機械なんです。枚葉と同様に断裁など後加工が入るので、断裁の精度の高さとともに、きれいに積まれていないと後加工でトラブルが起きます。シーターの性能としては仕上がりのきれいさも必要になります。

多くの輪転機には折機がついているのに、なぜわざわざシート状で仕上げるかというと、輪転の折仕様に合わない折り方の場合や、断裁で仕上げたり抜き加工がある仕事などシート状で仕上げた方が後加工しやすい場合があるのです。

弊社の工場では4台のシート専用機を含めて6台のシーター付き輪転機が稼働しています。

1年間の御礼

弊社も本年の営業は今日までです。1年間ありがとうございました。来年は1月5日より営業を開始させていただきます。