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工場紹介
2016/03/14

オフ輪工場の素顔7(オフ輪に使う用紙ーパート2)

メディア

オフ輪印刷の用紙

オフ輪用紙=巻取用紙

オフ輪印刷に使用する巻取り用紙は、大まかに言えば直径1メートル、高さ1メートル、重さ数百キロの巨大バームクーヘンのようなもの(食べられませんが・・・)なので、保管にも場所を取ります。印刷用紙は、印刷当日に入荷されることはまず無く(当日では印刷時間に間に合わない可能性があるので)前日~数日前に入荷されます。なるべく保管期間が少ないように手配はするのですが、印刷予定の変更、搬入の繁閑などの理由もあり数日分は保管する必要があります。1台のオフ輪印刷機で1日40本程度の巻取り用紙を印刷できますから、3日分で120本。これのオフ輪印刷機の台数分の保管スペースが必要になります。

巻取用紙の保管

写真は深谷工場に設置されている巻取り用紙の自動倉庫です。この倉庫の場合で約1000本の巻取り用紙を入れることができます。1000本分というと大変な量ですが、工場がフル稼働すると3日分にしかなりません。別の機会にご説明しますが、ここに入っているのはあくまで未使用の巻取り用紙ですが、工場には使用途中の巻取り用紙や、長期に在庫となった巻取り用紙など、新品以外の巻取り用紙も不思議と貯まってしまうので、工場内は各所に巻き取り用紙が置いてある光景が出現します。